帝塚山大学大学院 心理科学研究科心理科学専攻 合格 Sさん

臨床心理学の大学院を受験すると決めたとき、私には心理学の素養がなかったため、なにが受験に必要なのかもわからず、インターネットで調べることにしました。いくつかのキーワードで検索をかけ、高確率でヒットしたのがコムニタスの塾長コラムでした。そこからホームページを読みこんで、一通り読み終わるころにはもう入塾しようと決めていました。ホームページやコラムからうかがえる塾や塾長のプロ意識や専門性の高さに、コムニタスは信頼しても大丈夫という思いを強く抱いたためでした。

入塾してからは研究計画書の作成や面接の対策などを学ぶ必修、心理学、英語の座学のほか、それぞれの先生が授業外で個別に課題を出してくださるので、それを必死でこなそうとするうちに学力が身についていったように思います。心理学はほとんど初めて学びましたが、大学院入試で問われる基礎的な理論を歴史的背景も絡めながら教えていただいたり、心理療法や精神疾患についてわかりやすく教えていただけたりしたので、すんなりと理解することができたと思います。授業で疑問が出たら、授業内でも授業外でも丁寧に教えていただけるので、すぐに疑問を解消することができました。英語に関しては多少のアドバンテージがあったのですが、それをさらに伸ばす方向で指導していただけたので、確実に力になったと思います。特に、実は長年抱えていた英語に対する強い苦手意識やコンプレックスを解きほぐしていただいたのは、私にとって大きなプラスでした。必修の授業では、研究の進め方や面接での応答のしかた、研究計画の作り方などを教わりましたが、それ以上に不安への対処のしかたやものごとに対する考え方や態度について考えさせられることが多かったように思います。特に個人的に印象深く大きな課題でもあったのは自己分析でした。先生は授業でも自己分析の大切さを説かれますが、それを私はきちんと行なっていなかったためにいくつか失敗を重ねました。最終的には、過去の経験によって諦めて目を背けていた自分の軸を再認識し、それに結びつけた志望理由などを考え直して合格に至ることができました。このとき直面したものは、今後の人生において、あらゆる場面で私の軸であり続けるのだと思います。

また、入塾したことで得たものは心理学、英語、必修から得る知識や学力だけではありませんでした。入塾した時には全く期待も予定もしていなかったのですが、同じ時期に受験をする他の塾生との間には、同士や仲間としての連帯感が生まれ、ほどなく大切な友人となりました。別々の大学や大学院に進学する人も多いですが、この縁をできるかぎり大事にして続かせたいと思える友人たちを得たことは、思いがけない収穫でした。

入塾前にホームページを読んで抱いた、コムニタスを信頼しても大丈夫という確信は一切裏切られることなく、むしろ期待した以上のものを得ることができました。このホームページを読みながら入塾を迷っておられる方は、ぜひ一度体験授業を受け、先生とお話してみることをお勧めいたします。きっと、背中を押してくれるなにかに出会えると思います。